【TensorFlow】機械学習で株価の予測を試してみる その6
19
- 5月
2017
Posted By : boomin
【TensorFlow】機械学習で株価の予測を試してみる その6

 

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概要

前回、TensorFlowを使い、東証一部上場のH社の株価を本当に予測してみました。 、
その結果は、当たるには当たったのですが、、、、
とはいえ、GWという長期連休のいろいろな要因が関連し、
結局前日のフランス大統領選でマクロン氏が勝利を収めたことが
一番、影響したような気がします。

そこで、今回は普通の平日に、普通に予測してみるということをしてみます。

さらに、複数の企業の株価を予測してみましょう。

 

やってみようと思うこと

以下の通りです。

前回、とある企業の株価の予測をしてみたのとほぼ変わりません。

変更点は、以下の通りです。

  • 予測に使用するデータ点数を変更
    • 前回までは2点(2日間)でしたが、これを5点(5日間)とした
    • いろいろ影響を受けるし、やっぱり1週間くらいで良いのではと思った
  • データ期間の変更
    • 2011年1月1日~2017年5月2日までのデータを使用
    • 2017年1月以降を評価に使用し、それ以前を学習期間とした。
  • 本当に未来を予測してみる
    • 2017年5月18日の最後までデータを使い、2017年5月19日金曜日の株価の状況を予測を追加する
    • この記事の執筆時点は、2017年5月19日です。一応、終値が出る前です。

 

学習結果とその予測

早速、いつも通りの実際の株価(終値)、学習期間データの再現値、予測期間の予測値をグラフにしました。

 

株価のグラフ

 
大成建設の株価予測

 
オリエンタルランドの株価予測

 
日立製作所の株価予測

 
三菱UFJフィナンシャルグループ

 
東海旅客鉄道の株価予測

 
全日本空輸の株価予測

 
日本電信電話の株価予測

 
ファーストリテイリングの株価予測

 
ソフトバンクの株価予測

 
黒破線:実際のデータ
青実線:学習期間のデータによる再現値
赤実線:学習期間外のデータによる予測値
 

やってみて気付いたのですが、この5,6年の間に株式分割をした企業もあり、
途中で株価がいきなり変わっているような企業もありますね。

やってみる前に、そういう観点でも企業を選んでおけばよかった。

 

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株価のグラフを拡大してみる

最後の、ソフトバンクだけ、最近の期間を拡大してみてみましょう。

 
ソフトバンクの株価予測の拡大
 

確かに、最後に下がっていることが確認できますね。

 

予測結果は。。。。?

以下に、5月19日の終値が、5月18日の終値に比べて上がるか下がるか、を予測した結果をまとめます。

株価コード企業名5月19日終値の予測
1801大成建設(株)上昇
4661(株)オリエンタルランド上昇
6501(株)日立製作所上昇
8306(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ下落
9022東海旅客鉄道(株)変わらず
9202ANAホールディングス(株)ほぼ変わらず
9432日本電信電話(株)上昇?
9983(株)ファーストリテイリング下落
9984ソフトバンクグループ(株)下落

一応、念のために言っておきますが、この結果をもとに損したとしても、一切責任はとれませんのでご了承くださいね。

対象の企業は、いろんな業種から選ぶようにしてみたつもりですが、、、、
他にも選んでおいたほうが良かった企業もありました。
それは、その時にやってみることにします。

 

最後に

いい加減な説明変数とパラメータで株価の予測をしてみていますが、
やはりちょっと長めのトレンドならともかく、あまり短期的な予測には向かないかもしれません。

だいたい、サラリーマンだったら、そんなに売り買いできませんしね。

それでは。

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