【TensorFlow】機械学習で株価の予測を試してみる その7
23
- 5月
2017
Posted By : boomin
【TensorFlow】機械学習で株価の予測を試してみる その7

 

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概要

前回、実際に複数の企業の株価を予測してみました。
その予測結果と実際を比べてみることにしましょう。
 

株価の予測結果と実際の結果

いきなり、結果をまとめたものをご覧いただきましょう。
以下に、5月19日の終値が、5月18日の終値に比べて上がるか下がるか、を予測した結果をまとめます。

株価コード企業名5月18日終値5月19日終値の予測5月19日終値5月19日終値の予測結果評価
1801大成建設(株)928.0上昇934.0正解
4661(株)オリエンタルランド7,095.0上昇7,077.0不正解
6501(株)日立製作所663.7上昇665.6正解
8306(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ680.8下落689.9不正解
9022東海旅客鉄道(株)18,435.0変わらず18,345.0不正解
9202ANAホールディングス(株)348.4ほぼ変わらず348.1正解
9432日本電信電話(株)5,214.0上昇?5,228.0正解
9983(株)ファーストリテイリング37,490.0下落37,390.0正解
9984ソフトバンクグループ(株)8,304.0下落8,379.0不正解

 

9つの企業中、5つの企業の株価の動向を予測できていた!とも言えますが、
4つは当たらなかったわけですね。半々です笑。

ということは、勘で売り買いしても、結果に差はないということです。
機械学習するだけ ムダムダムダムダムダムダァッ! とならないような、
チューニングなりモデリングなりが必要ということですね。

 

結果を統計的に評価してみる

ということを、本当はやらねばいけません。

学習モデルを評価した際の平均二乗誤差なども求めていますし、
今回の計算にしたって、「上昇」「下落」の2値分類ではなく、絶対値の予測をしたわけです。
したがって、本来ならば、その予測方法に対する、統計的評価を行う必要があります。

しかしながら、そのような結果を予測結果と一緒に事前に提示していなかったので、
いまからどれだけ正しかったんだとか、惜しかったんだと言ったところで、
負け犬の遠吠えです。

ので、次回は、ちゃんと誤差評価などの統計的評価もつけられたらと思います。

 

最後に

やってみた結果として、結局半々の確率でしか当たらないなら、こんなことする意味はほぼないですね。

それでは。

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